私たちFUKUROUは「人にも環境にもやさしい服」の探求を目指す、秋田県の学生団体です。秋田を中心として「服」でつながる様々な方にインタビューをしたりイベントの開催を行ったりします。ぜひフォローをお願いします!
きのうちふるぎ、は秋田県内のいろんなところでポップアップをされているじゃないですか。それはどういう意図なのかな伺いたいです。
そもそも、俺が同じところにずっといるのが具合悪くなるとか苦手っていうのもあるけど(笑)。お店で待ってるだけじゃなくて、みんなに会いに行くみたいな。ポップアップの時にしか会えない人もいるし、初めましての人も結構来てくれるから。

確かにポップアップでいいと思ったお店には直接行ってみたいな、と感じます。
あと古着もさ、出会いじゃん。なんか角館だったらさ、角館で小さな旅をして、そこで出会った古着みたいな。その思い出も一緒に、この服と出会った場所だなみたいな風に思ってもらいたいから、そういった意味でポップアップはすごい俺は好き。ここの場所で買ったなと。
※角館:秋田県仙北市に位置する町。
本当に古着のその一期一会な感じも私はすごく好きです。
ファッションが好きになったきっかけは何だったんですか?
高校の時の彼女。それまでは部活ばっかりやっていて服には全然興味がなかったんだけど、彼女に言われたことがきっかけでいろいろ調べていくうちに楽しくなっていった。そのときに自分も、何着たらいいかわからないことがすごくコンプレックスで、だからそういう人たちの気持ちがすごいわかるの。だからそういう人たちに寄り添える場所をつくりたいと思ったかな。
(鷲田清一さんの本を勧めてくれて)めっちゃ好きだと思う
ありがとうございます!
次に木内さんの、将来『きのうちふるぎ、』がこういう形になっているといいな、こういう部分が続いていったらいいな、という想いについて伺いたいです。
今は間借りをしてるんだけど、将来は自分の店舗をもちたいかな。まちに開いて関係性が生まれるような機能をつけたい。最初に描いていたのは、泊まれる古着屋かな。真鶴出版みたいな、二階に泊まれて、一階では古着が見れるような。そうすると、旅の思い出として古着に出会えたり、泊まった人たちと常連さんがここで混ざり合って関係性が生まれていったり。
※「真鶴出版」:https://manapub.com/
それすごく素敵ですね。ゲストさんといっしょに、地元のお店に自分が連れて行って紹介したりしたい。一度盛岡にあるゲストハウスに泊まったことがあって。その時他のゲストの人たちと目の前にある酒屋さんでお酒を飲んでたら、途中で地元のおじいちゃんおばあちゃんが混ざったりとか、そのままおすすめしてもらった居酒屋に行ったりとか、帰ってもまたみんなでテレビ見ながら話したりとか。そういうのめっちゃいいじゃん。真鶴の本にも書いてあったけど、絶景とか、景色とか場所とかももちろんそうだけど、一番は人。この人と出会ったからこの場所に帰ってきたい、みたいな。そういう場所になれたらな、って思うから、町としての古着屋さんだけど、秋田の楽しみ方とか秋田での人とのつながりとかも大事にしながら古着屋を一緒にやっていきたいな、と思う。
確かに店舗があるとそこにきのうちさんがいる、みたいな安心感にもつながりますね。
そう、自分のカルチャーみたいなものを持てるし。そういうつながれる機能を持ちたいな、と思う。ただ服を販売するだけだったら、別に全然やらなくてもいいなって思う。
そういうことが結局買った服を大事にすることにもつながりますよね。
そうそう。そこで買った服でまたここに戻ってくる、みたいな。一度インスタで、古着とは無縁だと思っていた自分がきのうちふるぎ、にでって服のストーリーを紡いでいく楽しさに気づいた、って書いてくれて、それめっちゃ嬉しかったね。
あとやりたい企画もう一個あるんだよね。みんなのお気に入りの服を〜「から」に展示して、その想いを書いてもらう、みたいな。深い理由はいらないから、そういう想いを書いてもらいたい。
ファッションっていうスコープで見たときに、どんなカルチャーが根付いていってほしいですか?
今はインターネットで流れてきたものを買うことも一般的になってるけど、昔は、ファッションのカリスマ店員みたいな人がたくさんいたんだって。そういうのを増やしたいな。実際に自分が行って手に取る楽しさを知ってもらったりとか、その人に会いに行きたい、その人からいつもとちょっと違った自分を教えてほしいみたいな。あと、直す文化は広がったらいいな。直す選択肢があるってすごい豊かなことだな、と思う。
直す選択肢を知らずに捨てちゃう人も多い気がしてもったいないな、と思います。
うん。もったいないと思う。だから古着の回収BOXを置いてタンスにある眠った服を掘り起こしたりもしようと思ってるんだよね。
そういうカルチャーが秋田から広がったらめちゃくちゃ素敵。古着を直したり、直し方を教えるイベントみたいなものは考えているんですか?
やりたいなと思ってる。倉庫にミシンとかおいて、倉庫解放デーの時にお客さんに見てもらうことで直せるんだ、っていうのを知ってもらいたい。前に来てくれたお客さんがお直しをやっている方で、そういう方と一緒にできたらいいかな、っていうのは考えてる。
またそうやって関係が生まれていくのが素敵ですね。
本当に、きのうちふるぎ、さんでこれからどんなことが始まるのか私も楽しみです!ありがとうございました。



